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笠雄二郎【競馬なんでもデパート】
配信日:2015/03/17 14:15

30年ぶりですか◆笠雄二郎【競馬なんでもデパート】vol.1

このシリーズの初回で、おまけに再度の参加ということなので、思い出話からとなってしまうが、青木さんの「週刊競馬通信」に、たしか、記憶では、外部寄稿者として、初めて佐藤洋一郎さんと、1985年に一緒に参加した。30年前のことで、世に成績や予想以外の競馬雑誌などが、ほとんどない時代だった。週刊競馬通信がネットで復活ということで、また参加することとなりました。

私は、最近は、「軸馬指数」という予想法の研究をして、そのメルマガを発行しています。そういう側面からも、年齢不詳・永遠の青年の私の頭の中の基本構造が軸馬指数になっているので、今日は、フェブラリーSの軸馬指数的予想回顧をします。

コパノリッキーは格上で、競争相手も回避して、メンバー的に楽です。前走が58kgで楽勝だったから、57になるのもプラスです。展開的には逃げ馬不在で、自分が逃げるか番手が取れる。もし、ハナを切れば、武豊だからポンポン逃げてマークされて潰れる可能性もある。番手ならハイペースにならないだろうから楽に抜け出せる。

相手になりそうなベストウォーリアは東京マイルが上手でチャンスだが、前走からは計算しにくいのが難点だ。ワイドバッハは追い込みだから展開が合うかどうかという問題が付いてまわる。

ということで、最終的には、いろいろなファクターからは互角だから、格が足りているかどうか、格の違いがものをいうか、あとは展開がどうか、そういう感じになってしまった。

コパノリッキーの血統は、母がティンバーカントリー×トニービンだから、アドマイヤドンの配合と同じ。それに守備範囲の広いゴールドアリュールを配合して、マイル~二千二百くらいの馬で守備範囲は広そうだ。だが、連覇は、長い直線の東京マイルだから、展開的に少し恵まれないとムリかもしれなかった。

でも、配合はなかなか良いものがある。父系の6代目の Her Honor と、母系の6代目の Countess Fleet が全きょうだいなので、Her Honor = Countess Fleet 6×6と表現できる。クロスの両者が6代目にあるせいで、5代血統表1枚では見えないから、意外と知られてないみたいだ。

私は、〈全兄弟クロス〉や〈4分の3同血クロス〉などの相似な血のクロスは、普通のクロスよりも威力が大だという血統論を、『日本サラブレッド配合史』1984 という本を出版して提唱したので、そういう意味では、このG1ホースは展開に少し恵まれたとはいえ、血統的には合格点だと思っている。

私が2年連続して◎にしたベストウォーリアは、Dream Supreme ≒ Mr.Gleely 2×2のニアリークロスなので、この馬も、血統的にコパノリッキーに見劣ることは何もない。

ということで、フェブラリーSの軸馬指数的な総括として言えることは、両馬ともに血統や配合は、私の血統論では文句のないくらいに良かった。そして、競馬の基本の再確認のようなものだが、ほかのファクターがほぼ互角なら、思考過程としては、最後は格の違い、実績の違いだけで、◎にしてもよいということだったか。

ご不明な点は、(ホームページ)http://www.tescogabby.com を、
ご参考に。


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