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沢田準【競馬を楽しく】
配信日:2015/06/30 19:15

ロンシャン改築◆沢田準の競馬を楽しく

ロンシャン競馬場の改築が正式に発表された。現在のロンシャンのスタンドはかなり近代的で、何も建て直すこともないのではとも思うが、築49年ということでありそろそろその時期が来たということだろうか。

今年の凱旋門賞後に工事に取り掛かり21か月かかるため、その期間は他の競馬場での代替開催となるが、最も重要な凱旋門賞開催がシャンティーというのは心配である。

凱旋門賞がシャンティーということはすでに発表されていたが、正式に決まったということで驚かされたのである。

というのもシャンティー競馬場はロンシャンと比較してかなりサイズが小さい。グリーンチャンネルの番組の「地中海」でフランスオークスを放映していたが、レース前にファンで一杯になっているスタンドを映していた。

これを見るとわかるがシャンティーのメインスタンドは日本の中央の各競馬場のような大きなグランドスタンドではない。

一層式であり改築前の中山を思い出させるがあれほど高さはない。東京競馬場の初代のスタンドに近いといってよさそうだ。

スタンドの長さもたいしたことはない。したがって入場できる人数は少ない。スタンドの屋根の上に席を追加しているがこれもさほどの数ではない。

もともとシャンティーにはファンはそれほど集まらない。フランスのダービーとオークスが行われる有名な競馬場ではあるが、日本とは違いダービーだからといってファンは競馬場にはやってこないのである。

ダービーは1万人ほど、オークスだけは特別に4万人も集まるというデータを見たことがあるが、オークスはおそらくスポンサーがらみで集まるのであり純粋な競馬ファンというわけではない。

あの小さな競馬場に4万もの人が入るのかと思うが、スタンドに入りきるわけはなく、内馬場だったり設営されたテントに収容するのである。

ちゃんと凱旋門賞を行うことができるのかと心配になるが、おそらくオークスと同様に設営して行うのだろうが、ロンシャンと比較するとファンのレースに対する環境ははなはだ劣悪になることは間違いない。

下見所で馬を見ることもレースをみることも、また馬券を買うこともかなり困難だろう。おそらく日本馬は出走するだろが、日本から応援に行くのは来年だけは控えたほうがよさそうである。

◆沢田準【競馬を楽しく】
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