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沢田準【競馬を楽しく】
配信日:2015/07/17 15:30

スタンドの大きさ◆沢田準の競馬を楽しく

クリストフ・ルメール騎手とのインタビューで、日本で初めて乗った競馬場は中京だった。小さい競馬場といわれたが、大きなスタンドがありこれが小さい競馬場かと思ったそうだ。

確かに中京競馬場のスタンドはJRAのなかでは小さいほうに属する。しかし世界的にみれば堂々とした大スタンドなのである。

先日のグリーンチャンネルの「地中海」でエクリプスSのレース映像が放映されたが、馬の入場時にサンダウン競馬場のスタンドがちらっと写っていた。

サンダウンといえば平地と障害の大レースが行われるイギリスの主要競馬場の一つだが、その競馬場であってもスタンドの小ささは驚かされる。

サンダウンのスタンドは一層式であり高さが非常に低い。スタンドの長さもさほど長くはなく、入場できるファンの数は少ない。

これはサンダウンのスタンドが特に小さいわけではなく、やはり「地中海」でフランスオークスでシャンティのスタンドが映ったが同じように小さいものだった。

ヨーロッパの競馬場でスタンドが特に大きいにはアスコットとロンシャンくらいではないだろうか。

ニューマーケットのローリーマイルは新しいスタンドに建て替えたが、きれいにはなったがサイズはさほど大きいものではない。

昨年にグリーンチャンネルでニューマーケットを紹介する番組があった。

その中で競馬場の風景もあったが、ちょうどジュライミーティングの時でスタンドも写っていて、これがあのニューマーケットのものかと驚かされるような小さなものである。

なぜ外国の競馬場のスタンドが日本ほど大きくないか。それはファンが日本ほど競馬場にやってこないからだろう。

イギリスやアイルランドでは競馬場が辺鄙な場所にありファンが来場しにくいということもあるだろう。

またファンが馬券を買うのは昔から全国どこにもあるブックメーカーだったりPMUで、競馬場にくる必要がないということも大きそうだ。

日本でも最近はインターネットによる電話投票の比率が高くなりファンの競馬場離れが言われているが、それと同じようなことと考えられる。


◆沢田準【競馬を楽しく】
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