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沢田準【競馬を楽しく】
配信日:2016/02/26 15:15

レース名◆沢田準の競馬を楽しく

中京競馬6日目の3歳500万下の特別はごぎょう賞というレース名で行われた。

聞きなれないレース名と感じたが確かに今年で初めて使われたレース名のようだ。

昨年と一昨年はこの時期の中京開催は今年より二日少なくわずかに四日間の開催であり、3歳500万下の特別はこの開催で2レースが組まれ、なずな賞とはこべら賞と名付けられた。

今年は六日間開催で500万下特別は3レースとなり、なずなとはこべらは春の七草であることからやはり七草のひとつであるごぎょうが選ばれたのだろう。

1月のローカル開催が今年のように中京となったのは近年では平成21年22年と25年からで、21年と25年は今年と同じ六日間開催で500万下特別は3レースあった。

また22年は八日間開催で500万下特別は4レースだった。なずな賞とはこべら賞は毎年行われ、25年まではビオラ賞、22年のもう一つは萌黄賞だった。

新しくごぎょう賞というレース名を作ることはなく以前にあったビオラ賞でいいのではないかと思うが、ビオラ賞は芝の2000だったのに対しごぎょう賞はダート1200であり、条件が全く異なるためだろう。

ところでビオラとはスミレ科の1年草でサンシキスミレということで楽器のビオラではないが、一般的ではなさそうでありレース名には適当ではないということもあったのだろか。

なお萌黄賞は以前から春の小倉にずっと使われていたレース名で、22年はこの時期の小倉が中京で行われたために中京で使ったもののようである。

1回中山5日目にカーバンクルステークスという新しいオープン特別が行われた。これも聞きなれないレース名だ。カーバンクルとはガーネットを丸く磨いたものだそうだが一般的に知られているものだろうか。

なにもカーバンクルなどというあまり知られていないものをレース名に使うのならガーネットでいいとも思うが、ガーネットSは以前に重賞で使われており今さら格下げというわけにはいかなかったということだろう。

中山2日目にはポルックスステークスというオープン特別があった。このレースは平成26年に新設されたレースだ。ポルックスとはふたご座の恒星の一つの名前だそうだ。

2回京都3日目にはアルデバランステークスというレースがある。このレース名は平成19年の秋に初めて使われ、21年からは2月の京都のオープン特別に固定された。

アルデバランというのは今度はおうし座の一等星とのことで、JRAは星の名前をレースにつけるのが好きなようだが、あまり知られていない恒星の名を借りるよりもよく知られている星座のほうがいいのではないかと思ってしまう。

シリウスのように知名度が高いのであれば堂々と重賞のレース名に使うのは問題ないと思うが。

もっともオリオン、カシオペア、ペガサス、ペルセウスとカタカナの星座は使ってしまい、ひらがなの星座名はオープン特別のレース名にはふさわしくないということだろうか。



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