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沢田準【競馬を楽しく】
配信日:2016/11/11 16:45

外国のレース馬券◆沢田準の競馬を楽しく

先週は天皇賞に始まり、馬券発売のメルボルンカップ、JBC、ブリーダーズカップ、特に馬券発売したフィリー&メアターフ、さらに週末の中央では重賞4レース、週の中間には北海道2歳優駿、ロジータ記念もあり競馬ファンにとっては忙しい一週間だった。

これらのレースはすべてグリーンチャンネルで放送された。放送する側は大変だっただろうが見るファンにしてもなかなか大変だったのである。

ところでブリーダーズカップのテレビの画面は向こう流しでは上下分割する日本流のものだった。

ところがやはりアップ画像では従来のように先頭部分だけを延々撮っているものであり、このためターフでは離して逃げたハイランドリールだけが写っているということになった。

なぜ日本式に先頭から後方までパーンしないのか毎度ながら不思議に思うのである。

ところでブリーダーズカップの実況アナウンスは現地ではなく日本で音声を入れたものだった。あの画像を見ながら実況した小塚アナはさすがにプロのアナウンサーだと思えたのだった。

一方メルボルンカップの画像では3コーナーから4コーナーの間で、横から馬群全体を遠くからとらえた画像であり個々の馬の識別困難だった。

これはこの地点ではコースの外に大きな広告看板が並べられており、この看板を画面に入れることが目的のように思える。

ところで2回目、3回目の外国の馬券発売レースとなったメルボルンカップとブリーダーズカップフィリー&メアターフ、馬券がどの程度売れるのかがJRAや日本のファンの興味となっていた。

凱旋門賞ではマカヒキに勝機ありということで日本のファンは大いに注目し馬券は予想以上に売れた。

しかしメルボルンカップは平日の昼でしかも即PATのみ、しかも日本馬が出走したといってもカレンミロティックは近走不振だった。

一方BCフィリー&メアターフは日曜ではあるが早朝であり、またヌーヴォレコルトもまた近走やや低調であり、この2頭には日本のファンはマカヒキほどの期待は持てなかったのである。

ところがメルボルンカップは約7億、BCフィリー&メアターフは約8億と売れた。これは予想以上ではないだろうか。

そして興味深いのは馬券の売れ方だ。単勝での比較になるが、日本の両頭は現地オッズよりはかなり売れたがそれでもダントツという訳ではない。

外国のレースの馬券を買いたいというファンの声が上がったときは、馬券を買って応援したいということだった。

しかしいざ馬券を買えるようになると、日本馬の馬券を買うファンはさほど多くないことがわかった。そして日本のファンはかなり研究して、いわばちゃんと馬券を買っているのである。

特にBCフィリー&メアターフでは現地と日本の単勝オッズはかなり近い。となると今後はどうなるだろうか。

まず考えられるのは、日本馬が出走していないレースでも馬券が売れるのではないか、

それならそのようなレース、BCならターフやクラシックでも馬券を発売するようになり外国レースの馬券発売がさらに拡大し、ファンがますます外国レースの馬券を買うようになるということだ。

一方では日本国内のレースと比較すると、外国のレースの情報が非常に少ないことがわかった。やはり情報が豊富な日本のレースを買う方が便利だ。

初めは物珍しさで買ってみたが、発走時間も日本の深夜だったり早朝だったりもあってレースを見るのも大変だ。なにも外国のレースを買わなくてもいいではないか、ということで外国のレースの馬券はだんだん売れなくなることもありうるのではないか。





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