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沢田準【競馬を楽しく】
配信日:2017/01/12 12:15

番組◆沢田準の競馬を楽しく

昨年の12月23日、5回中山7日目、予想紙を見ていておやと思ったことがある。

最終レースが特別だったが、この日は中山大障害が行われた日であるので特別が4レース編成であるのはいつものとおりである。

おやと思ったことはこの最終レースのノエル賞芝2000メートルが500万下の特別だったことだ。

秋開催では古馬の500万下の特別は中央場所ではあまり編成されないのが普通だ。500万下特別は基本的にはローカル開催で行われる。

ここ10年の秋開催の番組を調べたところでは、2014年以外は秋開催では古馬500万下の特別は東西で合わせて1~3レース組まれている。

しかしそれは昨年以外は9月、つまり秋の最初の開催と決まっていた。これは夏の開催の続きということで若干の500万下特別が組まれるのはさほどおかしいとは思えない。

しかし昨年は9月からずっと組まれていなかったのに、年末になって突然500万下特別が出現したことに驚いたのである。

この10年間に9月の中央場所で行われた古馬500万下の特別は中山で10レース、阪神で3レースとなぜか中山が多い。

おもしろいのは昨年12月のノエル賞を含め距離は1200から2200までとさまざまだがすべて芝コースのレースだったことだ。

ところで私が使っている専門紙ではこのノエル賞について触れていて、中山の最終週の500万下の2000メートルは毎年メンバーが揃うとのことで、特別に昇格した今年はさらにレベルが上がったとあった。

専門家もここに突然500万下の特別が表れたことに注目していたようだ。

競馬番組にはいろいろと疑問を感じることが少なくないが、今回はもう一つジャパンカップ当日を取り上げてみよう。

ジャパンカップの日は東京は全11レースと通常よりは1レース少ないがこれは大レースの日はよくあることだ。

しかしジャパンカップは第11レース、なんと最終レースなのである。発走時刻は15時40分だ。前日の土曜はメインのキャピタルステークスが15時25分で最終が16時だった。

この時期は福島開催があるため東京のレースの発走時刻は日により少し異なるが、メインレースが15時30分ごろ、最終が16時ころというのがこの時期の東京の通常であり、ジャパンカップ当日はかなり異なっているのである。

一方同時開催の京都は第11レースが15時15分。しかしこれはメインレースではない。メインレースのG3京阪杯はなんと最終第12レースで16時15分発走と遅いのである。

もちろんこの時期の京都の通常の発走時刻はメインが15時45分ごろで最終は16時20分ごろだ。

それではジャパンカップ当日だけこのような変則なレース順位と発走時刻なのだろうか。この理由がよくわからない。ジャパンカップを目立たせようというのだろうか。

それでは有馬記念当日は。この日も全11レース編成だが有馬記念は第10レースで15時25分発走で最終の第11レースは16時05分と他の日と変わりはない。

阪神は第12レースがオープンでメイン格だがこれはファイナルステークスというレース名のためだろう。

ジャパンカップが現在のように最終レースとして行われるようになったのは2012年からで、それまでは有馬記念と同じような編成であり発走時刻は15時20分だった。

また京阪杯は前日の土曜日開催だったが、京都2歳ステークスが重賞となった2014年からジャパンカップと同日になった。

いずれにしろ2011年までのようにジャパンカップを通常のレース順とし、京阪杯も第11レースとしたほうがわかりやすいのではないだろうか。





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