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沢田準【競馬を楽しく】
配信日:2017/03/09 17:00

ポラリスSと大阪城S◆沢田準の競馬を楽しく

3月5日の日曜日、阪神ではポラリスステークスと大阪城ステークスと二つの古馬のオープン特別が行われた。

古馬のオープンのレースが1日に2レースが行われることは珍しい。

今年の春季では他には1月5日の京都で万葉ステークスと金杯、2月12日の京都でアルデバランステークスと京都記念、3月12日の中山で東風ステークスと中山牝馬ステークスという例があるにすぎない。

そして3月5日以外は片方のレースは重賞であり、オープン特別が2レースというのはこの日だけである。

この日は阪神では3歳の重賞はなくメインレースは大阪城ステークスだった。日曜日でありメインは重賞にしたい。

この週に阪神で重賞がなかったわけではない。土曜日の4日に3歳牝馬の重賞であるチューリップ賞が行われているのだ。

それではなぜ重賞が土曜日に回り、日曜のメインが古馬のオープン特別になったのだろうか。JRAでは馬券は特に重賞がよく売れる。

馬券の売り上げを重視するなら、土曜日より競馬に参加するファンが多そうな日曜に重賞を設定するほうがいいように思えるのだが。

理由の一つと思われるのは、5日には中山で3歳牡馬の重賞である弥生賞があるためだろう。弥生賞はG2、一方チューリップ賞はG3だ。グレードの差が土日の振り分けになったのだろうか。

もう一つは翌週の3月12日に同じく桜花賞トライアルのフィリーズレビューが行われる。こちらはG2だ。G2は日曜に行ないたい。こちらにもグレードの差があるという訳である。

ところで土曜の4日には中山でオーシャンステークスG2も行われている。土曜には東西で重賞が2レースあるのに対し日曜は1レースという訳だ。

さてチューリップ賞とフィリーズレビューは、グレードはフィリーズレビューが上だが出走してくる馬のレベルはチューリップ賞のほうが高い。

ことしは阪神JFの1、2着馬がチューリップ賞に出走したが、こちらのレベルが高いのは毎年のことである。これは距離とコースが桜花賞と同じためだ。

当然ファンの人気はチューリップ賞が高く、今年の馬券の売り上げは土曜日が日曜日をわずかに上回ったのである。

さて日曜の二つのオープン特別である。頭数はいずれも16頭と揃ったが問題はその中身だ。

ダートの1400のポラリスステークス。4歳馬1頭、5歳馬2頭と若い馬が少なく、あとは6歳7歳、9歳馬が3頭に10歳馬までいた。

当然メンバーのレベルは低く、4歳5歳馬が1~3番人気を占め、着順も順番は入れ替わったがこの3頭が上位、3連単は6580円と低配当に終わった。

フェブラリーステークスとマーチステークスの間にあるレースであり、レベルが低いのは仕方がないとはいえ面白いレースではなかったのである。

一方メインの大阪城ステークスは芝の1800でハンデ戦。4歳が3頭、5歳が3頭とポラリスステークス程ではなかったがそれでも6歳以上が10頭。

前走で愛知杯を勝ったマキシムドパリを別にすれば、重賞勝ち馬もいたが近況は不振の馬ばかり。

断然の1番人気は前々走で準オープンを勝ち前走は金杯4着のアストラエンブレムで期待に応えたのである。いかにもオープン特別というレースだった。





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