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沢田準【競馬を楽しく】
配信日:2017/05/19 14:00

騎手対談◆沢田準の競馬を楽しく

グリーンチャンネルの地・中・海ケイバモードで2週にわたって特集された赤岡修次騎手と吉原寛人騎手の対談は実に面白かった。

本来は1回で終わる予定だったが、その内容が面白すぎて2回に分けたのではないかと思われるほどだった。

吉原騎手がデビューしたとき芝のレースが無いなと気付いたとか、中央での初騎乗で勝ったときに手綱を持ったままガッツポーズしてしまったのが残念とか(しかもその画像付きで)。

しかしその勝利で森秀行調教師にドバイに連れて行ってもらえたのが大きな経験だったとかいろいろ興味ある話ばかりだった。

赤岡騎手は若い時に落馬負傷し、退院後は乗っても追えずに馬が戻ってこず人も離れてしまい、やさぐれて朝からパチンコに並んだという話は驚きだった。

そして騎手をやめようと思い先輩の西川敏弘騎手に行ったところやめるなと止められ、その上勝てる馬に乗せてくれたというのは、そんなことがあったのかとさらに驚かされた。

二人ともワールドスーパージョッキーに出場の経験があるが、赤岡騎手は1回目の時は知らない人ばかりで1日で帰りたかったそうだ。

しかし高知の売り上げが最低の時代であり、恥ずかしいレースはしたくないと思って騎乗したとのことである。

吉原騎手はいきなり初日に2勝して40点で勝つ気になったのは当然だが、赤岡騎手は2日目を高知で見ていて勝ち急いでいると思ったそうだ。

また二人とも南関東で期間限定騎乗しているが、その話題になったときにまず出てきたのが馬の話ではなく、住むところが大変だったというのには笑ってしまった。

受け入れ準備がされておらず、空き部屋でエアコンも冷蔵庫もなくすべて自分で用意しなければならなかったそうである。

このようにいろいろな面白い話が出てきたのは、二人が制約なく全く自由に話をしたためだろう。

このような対談や談話ではどうしても予定調和というか、初めから決まっているような話が多い。従って面白みに欠けることが多いのである。

また編集も上手だった。吉原騎手から赤岡騎手に結婚について質問があったが、いつまでも独身だとホモ疑惑が出るという話になり、吉原騎手と高知の永森大智騎手と怪しかったと司会の斎藤修氏が言っていたが、普通はこんなところはカットだろう。



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