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沢田準【競馬を楽しく】
配信日:2017/05/25 18:30

レース距離表示◆沢田準の競馬を楽しく

週刊競馬ブックのダービー号、このなかの海外競馬ニュースで驚かされる記事があった。

イギリスで平地コースの距離の再測定を行った結果、従来のレース距離を再測定したものに置き換えるというのである。

これは5月8日からということで、この号で掲載されているイギリスのレースの距離は修正された距離ということになる。

この理由はイギリスではこれまではコースの幅の真ん中で測定していたが、これを内埒から2ヤードで測定することに変更したためとのことだ。

イギリスでレース距離の表示が変わったといえば、ダービー距離であるエプソムの12ハロンを測定しなおしたら12ハロン10ヤードになったことを思い出すが、これは1992年のことだから関係はなさそうだ。

このダービー距離は4ヤード短くなり今年からは12ハロン6ヤードになるということである。

さてこの号に掲載されているイギリスのレースはヨークとチェスターでのものだが、この両競馬場のレース距離は端数のヤードまで表示されているのだ。

例えばヨークのムシドラSは昨年までは10ハロン88ヤードだったが今年は10ハロン56ヤードになっている。

チェスターのチェスターヴァーズは12ハロン88ヤードが12ハロン63ヤードだ。確かに変わっているのが確認されたのである。

また直線コースは測定する場所により距離が変わるはずがないので、デュークオブヨークSは6ハロンのままだ。

レーシングポストのホームページで昨年のダービーの結果を見たところ、すでに距離は1マイル4ハロン6ヤードになっていた。過去のレースの距離表示もすでに修正されたようである。

ところでなぜ今になってこのような距離表示を変更したのだろか。

ヨークやチェスターのように端数のヤードを付けて表示している競馬場がある一方、アスコットやニューマーケットのようにハロンまでの表示の競馬場もあり、日本のように統一されていない。

イギリスの競馬場では距離をどのように表示するかにはあまり注意を払っていないようだ。何十年も以前だが初めてイギリスの競馬場のコース図を見た時、競馬場によって端数のある無しがばらばらだったのに驚いたものだ。

これがイギリスの競馬なのかと思ったものである。それが今になって測定しなおして修正するというのはどうにも驚きなのである。

アスコットには周回コースであるオールドマイルと直線のニューマイルがある。

これまではもちろんいづれも8ハロンだったが、今度はオールドマイルが7ハロン213ヤード、ニューマイルは8ハロンと違うことになった。

どうにも意味が分からないのである。




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