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沢田準【競馬を楽しく】
配信日:2017/06/02 16:15

総合ハンドブック◆沢田準【競馬を楽しく】

6月1日の朝日新聞夕刊のスポーツ欄でおもしろいものを見つけた。「日本の競馬 総合ハンドブック2017」のプレゼントの告知である。

この本については以前にも触れたことがあるが、中央競馬振興会から発行されたデータ本である。

一般の書店ではなかなか見つからないようで、私は毎年競馬場のターフィーショップで手に入れているが、ゲートJでも販売しているようだ。

競馬ブーム以降、競馬関係の書籍や雑誌が多数発行され、データ関係のものも「中央競馬レコードブック」や「競馬イヤーブック」などファンにとって便利になった。

しかしインターネットの時代となり特にデータ関係の書籍は売れなくなり、みな廃刊となってしまった。

そのような情勢の中で、中央競馬ピーアール・センター制作の「日本の競馬 総合ハンドブック2017」は、わざわざJRAが発行しただけあって、内容がぎっしり詰まったものになった。

これは監修・執筆陣がかなりマニアックな人を選んだためではないかと思えるほどで、中央、地方、外国の多くのデータで満載である。

内容は昨年の競馬回顧、レース、馬、騎手、調教師、馬主、生産、外国の競馬などに分かれている。

その中でも地方在籍馬の中央での勝利は1979年のリュウアラナスから、日本で出走した外国調教馬の成績では1981年のオウンオピニオンから全て記されている。

また短期免許で騎乗した騎手の一覧では中央だけではなく地方も掲載されている。

主な外国遠征馬の成績ではハクチカラ以降現在までだ(主なといってもアイルランドのメイドンまで載っているから、わかる限り全てだろう)。

さらに輸出された種牡馬の一覧とか、中央だけではなく地方の場外発売所一覧などとまさにマニアックな内容といえる。

ところでデータは毎年増加する一方だがページ数を増やすわけには行かない。このためか一部のデータでは文字サイズを小さくして圧縮しているのがつらいところではある。

しかしA5サイズ440ページで税込み1500円はその内容を考えればかなり安いと思うのである。




◆沢田準【競馬を楽しく】
http://bit.ly/1BFqU5c

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