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沢田準【競馬を楽しく】
配信日:2017/09/21 18:00

ラジオ日本賞◆沢田準の競馬を楽しく

先週末、新聞だったかネットだったかでラジオ日本賞が重賞から特別に格が下がって云々という記述を見つけた。

ラジオ日本賞はセントライト記念のスポンサーだったが、現在はオープン特別のレース名に代わっていることをもじってのものだろう。

もっともラジオ日本賞が新設されたのは平成24年で6年も前であり今さらという気味もする。

しかしセントライト記念はラジオ関東賞の時代から実に長期にわたってのスポンサーであり、セントライト記念といえばラジオ関東賞、ラジオ日本賞が対になっているのに慣れており、ラジオ日本賞と単独であるのに違和感を感じたのだろう。

私も同様であり、改めてセントライト記念のスポンサーは何だったかと思うと朝日杯であり、そうだったかと改めて感じてしまったのだった。

セントライト記念のスポンサーが朝日新聞になったのは平成26年からで今年で4年目になるので、もう覚えていてもよさそうなものではあるが。

なおラジオ関東賞からラジオ日本賞になったのは昭和57年で、ラジオ日本賞の時代が案外長かったという印象だ。

さてラジオ日本賞が重賞からオープン特別に変わったのは、競馬の放送の中でラジオ日本の重要度が低下していることの表れということかもしれない。

かつては競馬の放送といえば民放のテレビ中継以外では短波放送と関東ではラジオ関東のラジオ放送しかなく、ラジオ関東では大橋巨泉氏の解説などもあり多くのファンがこれを頼りにしていたものである。

冒頭の記述もこのことを言いたかったのかもしれない。

セントライト記念に朝日杯がつけられたのは、いうまでもなく朝日杯フューチュリティステークスが阪神に移り、関東に朝日新聞がスポンサーのレースが無くなったことの穴埋めである。

しかしセントライト記念がラジオ日本賞からすぐに朝日杯になったわけではない。平成24年と25年はスポンサーが付いていなかったのである。

これは26年から朝日杯が関西に移ることが決まっていたためにスポンサーを付けないで置いておいたのだろうか。

一方関西では従来の朝日チャレンジカップから朝日がとれ、単にチャレンジカップになってしまた。これも長い間、朝日チャレンジカップというレース名で親しまれていただけに違和感が大きいのである。

スポンサーのついたレース名では毎日王冠や京王杯2歳ステークスのようにスポンサー名がレース名に一体化しているレース名と、スポーツニッポン賞ステイヤーズステークスのようにそうではないレース名がある。

朝日チャレンジカップは前者に近いレース名であり、それだけにスポンサー名を外してしまうと妙に聞こえるのだろう。




◆沢田準【競馬を楽しく】
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