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沢田準【競馬を楽しく】
配信日:2017/10/06 19:15

エネイブル◆沢田準の競馬を楽しく

凱旋門賞でのサトノダイヤモンドは完敗だった。道悪、体調、ローテーションなど敗戦の原因と思われる項目はある。

昨年のマカヒキも大きく敗れたことから、シャンティイ競馬場のコースや芝が合わなかったということがあるかもしれない。

もしそうであるならロンシャンに戻る来年以降はチャンスがあるのだろうか。

また切れ味が持ち味であるディープインパクト産駒はヨーロッパの馬場は苦手で、もっと力のあるヨーロッパ血統の馬がよさそうともいえるか。

フォア賞から中2週というローテーションが適切なのかということも再考することも必要かもしれない。日本からの輸送があるのだから地元というべきヨーロッパの馬とは違うのであるから。

ところで最終的にはエネイブルとなった馬名表記だが、これまでENABLEは複数のカタカナ表記されてきた。

週刊競馬ブックはイネイブル、週刊ギャロップ(合田直弘氏)ではエンネイブル、優駿(沢田康文氏)はイネーブルといった具合だ。

グリーンチャンネルで放映された凱旋門賞の参考レースの実況アナウンスをじっくり聞くとイネイブルが最も近いように聞こえた。

このように外国馬、外国騎手のカタカナ表記はライターやメディア媒体により異なっていることが多い。その場合統一することは行われず、それぞれで表記している。

エネイブルでもイネイブルでもエンネイブルでもイネーブルでも同じ馬であることはわかるからだ。

ところが馬や騎手が日本に来た場合はJRAが発表するカタカナ表記が標準となり、各メディアはそれに倣う。エネイブルがそれだ。

そうなるとそれ以前に親しんできた表記が変わってしまうことになりいささかの戸惑いをおぼえる。外国の馬券を売るようになってからそのような例が急に増えてしまった。

そしてJRAが定めたカタカナ表記には少し違うのではないかと思えるものもある。エネイブルよりもイネイブルのほうが良いのではないか。

アメリカにR.Maraghという騎手がいる。後ろのghは読まないと思われるので、マラーと書かれていた。ところが日本にきたのでJRAはマラージ騎手とした。

ghをジとは読まないと思うのだがどうだろうか。

もっともカタカナで外国語を表記するのは元々無理なのである。おなじ綴りでも英語とフランス語では読みが違う。オランダ語や東欧、北欧となるとお手上げだ。

よってピルサドスキーのような明らかな誤りが発生してしまう。少々おかしいとしても仕方がないということか。


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