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沢田準【競馬を楽しく】
配信日:2018/01/11 17:15

12月28日開催◆沢田準の競馬を楽しく

いろいろと話題になったJRAの12月28日の開催、実際のところはどうだっただろうか。

ファンとしてはまだ冬休み前の平日で、私のようにフリーの人間にとっては競馬があるのは問題はないが、社会人にとっては年末の多忙時で競馬には行けない人も多いだろう。

入場人員は中山で3万人、阪神では1万5000人、これは前年比中山は108%、阪神は123%となっている。

もっともこの前年比は一昨年の12月23日との比較で、天皇誕生日の休日(金曜日)だが重賞は中山大障害だけの日で比較するのは難しい。

28日とその前の土曜日の23日(休日)では中山が4万1000人、阪神が2万1000人であり28日のほうが少なく、やはり平日のためかなと思う。

ホープフルSの売り上げは前年比362%と大幅に伸びたが、一昨年のホープフルSは最終日で有馬記念と同日だったから、G1となりメインレースとなった昨年が大幅に売り上げ増となったのは当然だろう。

総売り上げは中山が前年の12月23日との比較で222%、阪神は107%だが入場人員と同じ理由で比較にはならない。

土曜日(23日)との比較では中山が183%、阪神が75%でホープフルSの効果が大きかったことが分かる。

結局ホープフルSのG1昇格の効果が大きく、このため28日開催がどうだったのかはよくわからないという結果となってしまったようだ。

ただ大きなマイナスはなかったと思われ、来年の28日開催でもう一度様子を見てみたいものである。

また翌日の東京大賞典への影響が心配されたが、大井はファンで溢れ、東京大賞典の売り上げは前年に引き続きアップとなった。こちらの点からも28日開催は大丈夫のようだ。

大変だったのはファンではなくメディア関係者のようで、変則開催であり仕事とはいえ普段とは生活が変わってしまうというわけである。

しかしそれでも中央ならまだ楽である。本当に大変なのは各地方競馬だ。お盆と並んで正月は開催が集中する。

南関では大井で29日から31日まで重賞が連続し、1月1日からは川崎に移り3日にはまた重賞がある。

30日には笠松で、31日には水沢、笠松、園田、高知で、元日には名古屋で、2日には水沢、名古屋、園田で重賞がある。もちろん開催は続いている。

開催関係者はもちろんメディアも休む暇はないのである。




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