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沢田準【競馬を楽しく】
配信日:2018/05/30 18:00

日本産馬◆沢田準の競馬を楽しく

ヨーロッパ、アメリカさらにオーストラリアで日本産馬の活躍が目立っている。

イギリスではサクソンウォリアーが2000ギニーを勝った。ディープインパクトの産駒である。日本産と伝えられているが普通の意味とは異なる。

以前にも触れたが、母のメイビーの所有者であるクールモアが種付のために日本に連れてきて日本で生んだのがサクソンウォリアーで、前年にやはり日本でディープインパクトが種付されていたわけだ。

さらにアメリカではターフクラシックG1でハーツクライ産駒のヨシダが勝利した。こちらはサクソンウォリアーとはことなり、2015年のセレクトセールで購入されたノーザンファームの生産馬で、これこそ本物の日本産馬だ。

価格は9400万円でこのセールでの10番目の高馬だ。ところでこのセールでの上位馬はどんな馬だったのか。

2億3500万で最高値だった馬はサトノヴィクトリーで現在は500万下。2位は2億3000万のダブルバインドでまだ未勝利である。

同じく2億3000万のフォギーナイトは5戦3勝で1600万下。1億9500万のサトノアーサーが重賞で活躍しているのはご存知の通りだ。

続いて1億6000万のジェニアルは2勝馬で1000万下。1億3500万のヴィニーは1勝。1億1000万のサトノルーラーは2勝で1000万下。

1億500万のダイワキャグニーは5勝でオープン。9800万のダノンロマンは1勝馬。それに続いたのがヨシダだ。

このなかでフォギーナイトがタピット、ダイワキャグニーがキングカメハメハ、そしてヨシダ以外の父はディープインパクトである。

さてこの10頭の成績を見てどうだろうか。G1馬から未勝利馬まで幅が広すぎて評価のしようもないが、セリで高額の馬を買うのは馬主の夢でありその結果はあまり関係はないのかもしれない。

フランスではグレフュール賞G2をディープインパクト産駒のスタディオブマンが制した。母はアメリカ産のセカンドハピネス。

この馬は社台コーポレーション白老ファームにいたが所有はニアルカスファミリーで、産駒はフランスに輸出されることが多く、日本で走ったのはマンボネフュー(4勝)とタフディシジョン(未勝利)だけだ(いずれも金子真人ホールディングス所有)。

スタディオブマンはサクソンウォリアーと同じようにオーナーの自家生産馬で、牧場にセカンドハピネスを連れて帰ったアイルランド生産馬ということになる。

またグッドウッドではハーツクライ産駒がデビュー戦を勝ったということだ。2016年のセレクトセールで4100万円。一方ロンシャンではルーラーシップ産駒がメイドンを勝った。2015年のセレクトセールで2300万円。

これからもセレクトセールでの外国のオーナーの購買が増加するのだろうか。




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