バックナンバー
沢田準【競馬を楽しく】
配信日:2018/10/12 16:15

PAT◆沢田準の競馬を楽しく

先週の本欄でJRAの開催延期により阪神開催が10月2日と白山大賞典と同日になり、白山大賞典の売り上げに影響するのではないかと心配した。

というのもグリーンチャンネルでのJRAの放送が5時25分までと白山大賞典の発走の5分前まであるために、グリーンチャンネルでの白山大賞典の情報提供時間が少なく、馬券の売り上げが少なくなるのではないかと思われたのである。

ところが実際には売り上げのレコードとなったということで驚かされた。

これはJRAの延期開催のため本来は予定がなかったA-PATでの発売が行われたためであり、今さらながらにPATの人気の高さを知ったのだった。

PATで馬券を買うファンであれば白山大賞典の出馬表やオッズはNARのインターネットで知ることができるから、グリーンチャンネルではレース実況だけでも十分だったということだろう。

一方凱旋門賞である。売上げは24億7500万円で一昨年の41億8500万、昨年の34億4000万から大幅に低下した。

一昨年はなにしろ外国馬券発売の初回であり話題性は大きく、また前哨戦を勝ったマカヒキが出走したこともあり馬券が多く売れたのだった。

また昨年はG1を2勝のサトノダイヤモンドが出走しそれなりの売り上げとなった。

しかし今年は日本からの挑戦はG1未勝利のクリンチャーであり前哨戦のフォア賞ではしんがり負けでありあまり期待できなかったということだろうか。

凱旋門賞は外国のレースとしては知名度は抜群であり、グリーンチャンネルでは参考レースの特別番組を流し、また「GO RACING」でも特集を組むなど大いに盛り上げようとしたのに売り上げが減少したのはJRAとしては残念というところである。

今後はオーストラリアのコーフィールドカップとメルボルンカップに日本馬が出走を予定し日本での馬券発売されるようだ。

メルボルンカップは一昨年に7億を売り上げている。しかしこれは凱旋門賞での初めての発売に次いでのものであり外国レースの馬券に対する興味が高かったこともある。

しかしその後外国レースの発売は何度も発売されており、ファンの興味はレースの知名度や日本の出走馬のレベルによってはファンの興味をどれだけ呼べるかという心配もある。

出走予定馬はソールインパクトとチェスナットコートでいずれも重賞未勝利だ。しかも出走できるかどうかも不明だ。メディアもどれだけ取り上げるだろうか。

さすがにこの両レースの馬券がどれだけ売れるのか心配になるのである。



◆沢田準【競馬を楽しく】
http://bit.ly/1BFqU5c

◇競馬通信社◇
http://ktsn.jp

» 戻る