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青木義明【競馬一直線】
配信日:2015/06/10 10:30

ちょっと濃い目の「アイライン」◆青木義明の競馬一直線


青木義明です。たまには血統と配合の話を一つ。

日曜日の東京10レース・由比ヶ浜特別(芝1400)を鋭く追い込んで快勝したのは2番人気のアイラインという3歳牝馬。馬体重434キロと少し小柄な牝馬ですが、なかなか鋭い脚を使いました。通算成績4戦2勝3着1回。


この馬の配合はと言えば「ダンシングプレーヴ3×3」と派手なもの。ちなみに、血統表の父系3世代目と母系3世代目にダンシングプレーヴをいただけば「3×3」と表記します。血量は25%と濃いめですが、人間でいえば「いとこ同士」の結婚でこうなります。

最近の活躍馬にも強いクロス馬が目立ちます。ブエナビスタがニジンスキー4×3、オルフェ―ヴルがノーザンテースト4×3、そしてジェンティルドンナがリファール4×4など、さすがに大種牡馬ノーザンダンサーの子孫のクロスが目立ちますが、それにしても、ダンシングプレーヴ3×3にはちょっと驚かされました。



ダンシングプレーヴ(1983年生)は凱旋門賞に勝ち、英ダービー2着といずれも鋭い追い込みで鳴らした名馬で、その父がリファール、祖父がノーザンダンサーという父系です。

その産駒ではホワイトマズル、コマンダーインチーフ、そしてキングヘイローなどが日本で種牡馬としても成功しました。

このアイラインの父はキングヘイローで、母ローレルシャインの父はコマンダーインチーフ。ここからダンシングプレーヴ3×3となります。ちなみに3代母はトウショウボーイの代表産駒の1頭で桜花賞馬のアラホウトク(1985年生、ナスルーラ4×4)で懐かしい思いに浸ります。アイラインもアラホウトクも、生産者は新冠の名門アラキファーム。



ここで配合的に大事な点はアイラインは単なる「ダンシングプレーヴ3×3」のクロスではないということです。

つまり、ダンシングプレーヴの構成血脈であるノーザンダンサー、サーゲイロード、コートマーシャル、そしてアルマームードなどを「継続クロス」しています。これを小生は「複合クロス」と称していますが、この形を踏んでいれば相応の強いクロスにも耐えられると言えます。

その視点で見たとき、やがて頻繁に出現すると予測される「サンデーサイレンス」の強いクロスは「複合クロス」として見ればヘイルトゥーリーズンとアルマームードくらいしか使いきれず、これらは軽くて切れる反面、底力や持久力を欠く嫌いがあります。また気性面でも不安が残ります。したがって、その周辺血脈が相当に重厚でないとあまり成功しないと考えられます。

加えて、ネイティヴダンサーとノーザンダンサーの「継続クロス」をしっかりと施した後のサンデーサイレンスのクロスであること。

ちなみに、西山牧場生産のビームライフルも父ソングオブウインド、母の父ダンスインザダークで「サンデーサイレンス3×3」と、さきがけ的な配合ですが、残念ながら使える脚が短く、勝負根性も乏しくてオープン馬ではありません。


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