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青木義明【競馬一直線】
配信日:2015/11/19 09:30

配合論で3億円を獲りに行く◆青木義明の競馬一直線


青木義明です。有馬記念の1着賞金が2億円から3億円にアップされるなどJRAの来年度の事業計画が明らかにされた。他のレースも一様に増額され、馬主さんには朗報と言える。しかし、現実的には社台グループの寡占状況が展開される日本競馬だ。勝ち組に入らなければ恩恵にはあずかれない。

それでも、小生としては「配合診断」で強い馬を作り出したい。これまでクラシック級は天皇賞のオフサイドトラップと東京ダービーのインサイドザパークあたりだが、30年間の途中から自分でも馬を走らせる会社(ミランミル・オーナー・ブリーダーズ)を運営していたので配合診断は中断していたし、タイヘイ牧場さんと西山牧場さんにもここ数年程度のお手伝いでしかない。

まずは西山牧場さんの20頭の中から「3億円」を獲りに行きたいと思う。繁殖牝馬の個性を生かしつつ、能力アップの相手種牡馬を探し出したい。「社台に勝つには配合が基本」とは30年前から小生の掲げたスローガンである。いざ、実践、いざ勝利!!

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JRA(日本中央競馬会)の経営委員会が11月18日に東京都港区六本木の本部で開かれ、2016年度の事業計画案および収支予算案が議決された。主な変更点は有馬記念の1着賞金を3億円にするなどほとんどの競走で賞金が増額される。また見習騎手の減量期間を5年に延長することも発表された。これらは今後、農林水産大臣の認可を経て確定する。

◆賞金額を増額 古馬の芝中長距離路線のドリームレース、有馬記念の1着賞金が3億円に増額されることとなった。すでにジャパンCは今年、2億円から3億円に増額。これでジャパンCに並ぶ国内最高賞金となり、名実ともに日本最高峰レースの位置づけとなる。ジャパンCと有馬記念が同じ賞金となるのは1999年以来。

JRAは「ジャパンCは円安によって減少した外国馬を誘致する目的があったが、有馬記念こそ最高峰ではないか、という声が多く聞かれたために増額した」と説明。今年2億円から2億5000万円になっていたが、2年連続での賞金アップという異例の措置だ。

また賞金増額は大レースにとどまらず、条件戦も含めて多くのレースで実施。特に重賞では昨年増額したジャパンC、天皇賞・春秋、宝塚記念や日本ダービー、もともと高めの設定になっている2歳GIの阪神JFと朝日杯FS、レパードSは据え置きだが、GIIIで100万円、GIIで200万円、GIで300万円のアップとなった。

売り上げ減が続いていた頃に減額されていた賞金が、近年の好調な売り上げでふたたび増加されることになり、馬主離れの食い止めや、新規馬主開拓につなげたい狙いもありそうだ。

◆牝馬重賞の改善 秋華賞・GIのトライアルである紫苑Sを新たにGIIIとする(従来はオープン)。これに伴い、秋華賞への優先出走権を2着以内から3着以内に変更する。

ヴィクトリアマイル・GIの前哨戦であるサンケイスポーツ杯阪神牝馬S・GIIの距離を芝1400メートルから芝1600メートルに変更する。また、福島牝馬S・GIIIの負担重量を変更する。

◆減量期間の延長 若手騎手の騎乗機会を確保し、育成を図る目的として、若手騎手の減量期間をこれまでの3年から5年に延長する。これにより今年、減量がなくなっていた長岡禎仁騎手、原田和真騎手、中井裕二騎手の3人は、来年の3月1日から減量が復活することになった。

◆WASJ 海外の騎手を招待するワールドオールスタージョッキーズは、来年も札幌で実施することになった。行われるのは第2回札幌競馬3、4日目(8月27、28日)。

◆予算 来年度の予算案は2兆6168億6614万2000円で、今年との比較で104.9%となった。また特別振興資金勘定として2020年の東京オリンピック・パラリンピックでの馬術競技会場となる馬事公苑の施設工事などになどにかかる費用として250億円を計上している。



◆青木義明の競馬一直線
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