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青木義明【競馬一直線】
配信日:2015/11/20 11:00

少数精鋭、「配合師」の腕の見せどころ◆青木義明の競馬一直線


青木義明です。ちょっと調べてみたら秋の天皇賞馬オフサイドトラップが1991年生まれなので1990年春の交配となる。エルコンドルパサー(1995)のオーナー・渡辺隆さんから電話が入ったのが1989年の今頃だった。都内のホテルで初めて会って20頭の繁殖牝馬を提示され、所有するシンジケート種牡馬とどのように組み合わせたらいいか、それが小生と同い年の彼の要請だった。結果的にホスピタリティ牝馬のトウコウキャロルに新進種牡馬のトニービンを選んだわけである。プリンスビオ5×5の中距離狙いだった。


栄進牧場さんから40頭の繁殖牝馬の相手選びならびに所有種牡馬のエイシンワシントンに適合する組み合わせを依頼されたのが1997年。翌年、オークス馬エイシンサニーと奇跡の名馬トウカイテイオーとの間に生まれたエイシンハリマオーは関屋記念と愛知杯で2着に頑張った。

ここまで依頼された牝馬は60頭余り。

西山牧場さんからは1988年初頭に50頭の牝馬の組み合わせを依頼された。春先で時間が足りないので180頭ほどの繋養頭数の中からランダムに50頭を選んでいただき、シンジケートに複数加入していた渡辺隆さんと似ているが、西山牧場さんは当時、シェルシュールドール、ニシノエトランゼなど何頭も自家用の種牡馬を所有しておられ、それらを順番に配合しているような手法だとうかがった。小生は血統表を作成し、クロスを調べ、能力の高そうな組み合わせを見つけ出した。その結果、クイーンカップのブランドアートや重賞2着、3着のブランドノーブル、ブランドミッシェルなどが誕生した。

ここまでで110頭余り。

そして、年間数頭の零細な生産規模でしかない藤本牧場から東京ダービーのインサイドザパーク、老舗で中堅のタイヘイ牧場さんから阪神牝馬ステークスのサウドオブハート。

こうして振り返ってみるとトータル150頭前後の繁殖牝馬から下記の配合馬たちが誕生したことになる。これは我ながら悪くない成果だと思う。

現在は西山牧場さんの約20頭の牝馬に全力を尽くし、また馬事通信の誌上診断で毎回1頭に走る配合となる相手選びを展開している。少数精鋭でも配合的レベルの高い馬を作ればダービー、有馬記念の「3億円」の賞金ゲットは決して不可能ではない。言うなれば「配合師・青木」の腕の見せどころである。

それは馬券でも同じ。「馬券師」として数あるレースの中から「選択と集中」で大勝利をつかみ取る。今週も全力で戦いたい。




【青木義明の主な配合馬】

・オフサイドトラップ(天皇賞・秋)
・インサイドザパーク(東京ダービー)
・ブランドアート(クイーンカップ)
・サウンドオブハート(阪神牝馬ステークス)
・エイシンハリマオー、ブランドノーブル、ブランドミッシェル、ラトルスネーク、ニシノラッシュ

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[成績表]

(累計)
◆07.25-11.15
戦 績 72戦29勝
投資額 181万3000円
獲得額 333万8560円
回収率  194.1%


◆青木義明の競馬一直線
http://bit.ly/1F3tlL6

◇競馬通信社◇
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