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青木義明【競馬一直線】
配信日:2016/07/27 13:27

小生の配合論のポイント◆青木義明の競馬一直線


新しい会員の方から次の質問をいただきました。

「競馬サークルにはいろいろな血統研究家や評論家が存在していますが、青木さんの一番のポイントとなる配合論は何ですか。簡単に教えて下さい。」

☆前にもご紹介しましたが、改めて簡単に☆



【ノーザンダンサー Northern Dancer の基軸論が現代サラブレッドの設計指針】


種牡馬サンデーサイレンスがなぜ成功したか。その要因は二つあるが、一つはノーザンダンサー Northern Dancer と、サンデーサイレンスの父 Halo が同一牝系であることから名牝アルマームード Almahmoud のクロスが得られる点を押さえておく必要がある。

つまり、サンデーサイレンスまたはその後継種牡馬の成功には Northern Dancer を取り込むことが配合的な「必要条件」となる。


【時代認識】
◎多くの世界的名馬に Northern Dancer の血脈が入り、あるいはクロスされている厳然たる事実を現代サラブレッドの配合設計の基軸に据えなければならない。

【確認事項】
◆ Northern Dancer の構成血脈(5代血統表の範囲)

・父 Nearctic →その父 Nearco →その母 Lady Angela →その父 Hyperion
・母 Natalama →その父 Native Dancer →その母 Almahmoud →その父 Mahmoud


・すでに Northern Dancer のクロス馬も多いが、その前に着手するべきことがあり、また、その周縁血脈への留意が必要となる。

・すなわち、次の4頭の祖先を優先的にクロスしなければならない。

・Native Dancer
・Almahmoud
・Nearctic
・Lady Angela


◆周縁血脈への配慮
ノーザンダンサー Northern Dancer のクロスを目標にするとき、とりわけ次の血脈をバランスよく取り込むことに留意しなければならない。欧米血脈の混淆である。

・Ribot
・Princequillo
・Tourbillon
・Nasrullah
・Hyperion
・Hail to Reason
・Buckpasser
・Damascus
・In Reality



【9代クロス分析の効用】

◆9代クロス分析の効用により次の諸点を理解することができる

・能力はクロス血脈の質と量により変化すること
・欧米血脈の混淆により体質の強化が図れること
・名血の牡馬、牝馬のクロスあるいは継続クロスが識別できること
・クロスの量的出現パターンで距離適性、気性、脚質が分かること
・「緻密クロス型」は決め手は鋭いが、気性難を伴い、踏ん張りと底力を欠くこと
・異系血脈の強いクロスのプール、または新規取り込みが能力の向上に有効なこと


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◆青木義明の競馬一直線
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