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青木義明【競馬一直線】
配信日:2016/08/12 09:45

人生が二度あれば、と70年代に井上陽水は歌った◆青木義明の競馬一直線


毎日、血統表を見ない日はない。だから、夜になると目が疲れるのでラジオを聴く習慣になっていて、一昨夜もNHK・FMでロバート・キャンベルさん進行の井上陽水の特集に耳を傾けた。

作詞・作曲・歌のシンガー・ソングライターにもピンからキリまでいるが70年代にヒット曲を連発した井上陽水には改めて凄い才能だと認識させられた。

その中の一曲「人生が二度あれば」は若いときには漠然と聴いてたが、今はより身近な曲に感じられた。ただ、65歳の皺がれた父が湯飲み茶碗に映る自分の顔を見つめている、という歌詞には二十歳代には「遠い将来」に感じていたが、久しぶりに聴き入ると「まさに今の自分」を想起させるわけである。思えば遠くへ来たもんだ、なんて感じかな。

しかし、小生にはまだ皺はない。この曲のイメージの父親像とは10年以上かけ離れている。よく行くお惣菜屋の奥さんと先日会話した時、「あれ、同じ学年だね、でも青木さんは若く見えますね」と驚かれた。「苦労してないからね」と、とりあえずの返事。



さて、井上陽水に限らず音楽に携わる人の才能は半端ではないことを最近は思うようになった。五線譜にちりばめられる「容量」はかなり横溢しているはず。その中での作曲家の苦労なり、アレンジャーの才能なり。量的・質的限界の中での個性の発露。エネルギーと努力は並大抵ではないと想像する。

サラブレッドの配合家も少し似ている。ブエナビスタがニジンスキー4×3とかオルフェ―ヴルがノーザンテースト3×4とか、もはやそのレベルに単純化できない。与えられた繁殖牝馬からどんな曲を作り出すか、それが問われるわけである。相手の種牡馬によって3×4は可能でも、その周縁のクロス血脈の質と量を忖度しなければならないのだ。まさにアレンジャーの世界ではないかと思う。同じ曲が全く別な世界へと変化するアレンジの魅力。それは血統と配合の世界も同じだ。



今週の小生の配合馬は3頭が出走する。土曜日・新潟1レース/2歳未勝利のニシノマッハ(牡2歳、父ショウナンカンプ、母オンリーザロンリー)に、札幌10Rのコスモス賞のニシノキララコ(牝2歳、父アドマイヤムーン、母ビュアーフレーム)は来年への飛躍が待っている。日曜日・小倉10R/西部日刊スポーツ杯のニシノラッシュ(牡4歳、父サクラバクシンオー、母キャッスルブラウン)はここを勝ってオープンに返り咲き、その先を見据えたい。



そして、何と言っても馬券のアレンジ。馬連の他に、3連複や3連単も復活させて先週は成果が出た。今週もこれにチャレンジだ。人生が二度あれば、という井上陽水のイメージする「65歳」ではないことを「氷の世界」ならぬ「勝負の世界」で証明していきたいし、夢と希望の実現はこれからだ。37歳の宇野常寛や22歳の松岡茉優ちゃんの若さにも負けないぞ。



◆青木義明の競馬一直線
http://bit.ly/1F3tlL6

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