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青木義明【競馬一直線】
配信日:2016/11/29 14:00

京阪杯快勝のネロ、デビュー2戦目のニシノキャプテンのこと◆青木義明の競馬一直線



31戦目で初の重賞制覇を成し遂げたネロ(牡5歳、母ニシノタカラヅカ、その父サンデーサイレンス)はまるで小生のような「晩成型」といえよう。西山牧場の成田常務は「青木さんの配合指針を読んでヨハネスブルグに決めた馬ですよ」とおっしゃって下さった。誠に嬉しい限りだ。

このところの負けっぷりに「強さ」が身に付いていただけに京阪杯の勝利は極めて当然という感懐だ。実際、2番人気だった。しかし、西山牧場さんにしてみれば雨の中でも格別の表彰式だったはず。これを機に重賞級の強い馬の出現を期待したい。浜中騎手で1400を快勝したニシノラッシュもさらに奮起してほしい。



先週の西山牧場の青木配合2歳馬は3頭が出走したが、ニシノキスミーはまだ気性が若く、距離は1200の方がいい。そして吉田豊騎手でない方がいい。獲得賞金は半分に減ってしまうだろう。

ニシノオラクルは馬体に伸びがなく、ナスに割り箸を刺したように足が長い。もっと横に伸びが出ないと馬体的には大物になれない。ただ、コンデュイットの配合としてはノーザンダンサーとリヴァーマンとパックパサーなどのクロスがあるので成長力は十分のはず。古馬になって頭角を現して欲しい。

一番の収穫は2戦目のニシノキャプテンだ。なぜか単勝26.4倍の7番人気で3着の複勝が6.2倍も付いたのは嬉しいような悲しいような。

しかし、馬体のすばらしさは間違いなくオープン級だ。アグネスタキオン系キャプテントゥーレ(ロイヤルスキー3×4)の影響か、トモの張りの良さは抜群だし、さらにトニービン的な馬体の伸びもある。これはプリンスシュバリエやプリンスローズ、シャントゥールやホーンビームなどのトニービンの主要構成血脈をクロスしているからだろう。

こうした配合と相俟って馬体的にバランスがよく、パドックにオーラが漂うほどの雰囲気を個人的には感じた。レースはデビュー戦のようにハナを切らず中団で抑え、4角大外からのマクリ。これで突き抜けたら超大物だが、さらに仕掛けを遅らせた3番人気のショウナンサニーに半馬身競り負け、そして大外一気の9番人気トーホウドミンゴには1馬身半の後塵を拝した。

レースリプレイを3回観たが、結果的に仕掛けがワンテンポ早かったことになる。ここはテン乗りの勝浦だから仕方ない。負けてなお強しで、3戦目は確率9割くらいで勝てるだろう。母の父キングカメハメハ、母にはミルリーフとグロースタークのクロスが内包されているから中山2000も守備範囲だ。皐月賞の伏兵として期待は高まってきた。

人生、夢は大きく持たないとね☆



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